まさか我が子が⁉新型コロナウイルス感染疑い

いよいよ非常事態宣言が出ようかという、危機的状況の日本。

しかし、テレビやSNSを見ていても、未だ呑気に出歩いている人の多さに、驚きと怒りを隠せません。

そこで今日は、我が家に起きた事について明かします。

この記事を読んで、1人でも多くの方の行動が変わり、1人でも多くの方の命が救われることを、心から願います。

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目次

不機嫌な息子

この日午前中までは、いつも通り元気一杯だった息子。

食欲はあり、発熱も見られません。

強いて言えば鼻水・咳が出ていたものの、保育園に通っている息子にとっては日常茶飯事。

私達夫婦も特に気にしていませんでした。

ところが、お昼寝から起きて容態が急変。

グズグズグズグズ泣き続け、抱っこをせがみ続け、片時も私から離れようとしない。

『あぁ、これは高熱がある時の息子の様子だな。』とすぐに察知した私は、検温するも37.0℃と微熱程度。

『これから熱が上がってくるのかな?』と思いながらも、結局熱は上がらず、夕食もしっかり食べ、その後すっかり元気に。

『なぁーんだ、ただ寝起きで機嫌が悪かったのと、お腹が空いていたからか。』と安心して、そのまま就寝。

保育園からの呼び出し

翌日朝、やや不機嫌ながらも発熱はなく元気な様子だったので、いつも通り保育園に預けて出社。

15時半頃、保育園からの着信。

「息子さん、昼寝後の検温で38.3℃あったので、お迎えに来てください。」

えっ?まさか熱?と思いながらも、夫にお迎えをお願いし、そのまま小児科を受診。

そこで、衝撃の診断結果を告げられることに…。

肺炎の診断

小児科での検温では既に37.0℃まで解熱。

『保育園からもらってくるいつもの風邪か…。』

と、この時はまだこの程度にしか思っていませんでした。

が、先生からの提案で、念のためレントゲン撮影。

そこで先生の口から、衝撃の診断名が告げられます。

「息子さんは、肺炎です。」

この時初めて、嫌な予感がしました。

『息子が肺炎⁉生後4ヵ月でRSウイルスに感染した時も、これまでどんなに高熱を出しても、肺は綺麗ですねとお医者さんに褒められてきた息子が、大して熱もないのに肺炎⁉』

まだ、状況を受け入れられませんでした。

PCR検査ができない

肺炎と診断され、真っ先に頭に浮かんだのはもちろん、今世界中で猛威を奮う新型コロナウイルス

ただ、我が家は私が医療従事者であることもあり、人一倍感染予防対策はしてきた方だと思います。

まさかそんなはずは…という気持ちもどこかにありました。

診断結果の後、先生から告げられたのはこうでした。

「現段階では、PCR検査はできません。37.5℃以上の発熱が4日以上続かないと、検査対象にはなりません。抗生物質を出すので、飲ませて様子を見て下さい。」

熱がないのに肺炎という、なんとも奇妙な状況にも関わらず、PCR検査はできない。

確かに、検査には時間も費用も人手も要すので、むやみに行わないことは厚生労働省からも言われています。

ただ、目の前の我が子にその可能性があるのに、白か黒かの判別をしてもらえず、ただ自宅で様子を見ろと言われてしまっては、親としても気持ちのやり場がない。

先生に再度聞いてみましたが、返答はこうでした。

「小児は重症化しない可能性が高いので、感染症指定病院に行っても、PCR検査は行われない場合がほとんどです。」

これ以上、私達も何も言えませんでした。

とりあえず言われるがまま自宅に戻り、様子を見ることにしました。

押し寄せる後悔の嵐

自宅に戻ったその日の夜は急変に備えて、一睡もせずに夜通し夫と息子を見守りました。

重症化しない可能性が高いとはいえ、我が子が重症化しない保証なんてどこにもありません。

幸い状態が悪化することはありませんでしたが、診断名を告げられた直後から頭に浮かぶのは、後悔の念ばかり。

『もっと早く、保育園を自主休園させるべきだったかな。』

『もっと徹底的に、手洗いさせるべきだったかな。』

『公園でさえも、外出を控えるべきだったかな。』

『息子に万が一のことがあったらどうしよう…。』

白とも黒ともつかないこのグレーな状況は、安心することもできず、実にしんどいものでした。

遂に私達にも症状出現

息子が発熱した翌日、私達夫婦にも症状が現れました。

  1. 微熱
  2. 倦怠感
  3. 鼻水・咳

特に全身の倦怠感が著しく、身体が鉛のように重たかったです。

幸い症状はすぐに落ち着きましたが、嫌な予感は増すばかりでした。

再受診、そこで会ったのは…

3日後、再度病院を受診しました。

息子はあの日以来熱はなく、すっかり元気でした。

先生からも「肺音も綺麗なので、大丈夫ですね。」と。

安堵感のあまり、涙がこぼれました。

待合室で待機していると、遭遇したのは保育園の同クラスのお友達。

祖母に背負われ、かなりぐったりした様子でした。

話を聞くと、息子が発症する数日前から熱があり、37℃~40℃をいったりきたりして、食事もまともに取れていないとのこと。

そして、今日の診察で、肺炎と診断されたとのことでした。

この瞬間、私はかなり黒に近いグレー、つまり、限りなく新型コロナウイルスに感染している可能性が高いと判断しました。

すぐに職場や保育園にも連絡を取り、私達家族はその日以降一切の外出を控えました。

新型コロナウイルスの恐ろしさ

今回の経験から、改めて新型コロナウイルスの恐ろしさを痛感しました。

それは以下の通りです。

  1. なんの前触れもなく突然発症する
  2. いつもの風邪】との鑑別が難しい
  3. 自宅でどんなに徹底した感染予防対策をしていても、集団の場(保育園・幼稚園・学校など)に出す以上防ぎようがない
  4. 仮に感染が疑われたとしても、軽症例では確定診断にすら至らない
  5. PCR検査で陽性反応があったとしても、特別な治療はできず、本人の自己免疫力頼り
  6. つまり軽症で済むのか、重症化するのかは、神のみぞ知る…

いかがでしょうか?

むやみに恐れても仕方がありませんが、現在欧米では基礎疾患のない子供達の死亡例が何例もあります。

親としてできることは最大限やっても、感染は免れないかもしれません。

でもどうか私達のように、『あの時ああしておけば良かった…』と後悔しないように、今一度子供のためにできることはないか、真剣に考えて頂きたいのです。

本当に仕事に行かなければいけないのか

本当に保育園に預けなければいけないのか。

今どうしても外出する必要があるのか。

知り合いの中には、子供の命を最大限守るため、今回を機に退職した人もいます。

私は医療従事者ですが、上司にかけあって在宅勤務に切り替えました。

正直、経済事情は厳しいです。

保育園を自主休園しても利用料の負担はあるし(自治体によっては日割り計算のところもあります)、家族全員が自宅にいることで食費や光熱費もかさむし、私の給料も3分の1以下です。

それでも、例え貯金を切り崩してでも、仕事に行かない選択をしました。

貯金は後からでもできます。貯金だけではありません。なんでもできます。命さえあれば。

ぜひ後悔のない選択を、勇気ある決断を、して下さい。

そして1日も早く、世界中に平和が訪れますように。

最後に、我が家で1番お世話になっているコロナ対策グッズをご紹介します。

こちらの除菌スプレーは、1度スプレーすると効果が1ヶ月以上持続するので、こまめにやり直す必要がありません!

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最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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